旬 友藤弘子
そら豆
 緑色がきれいなそら豆は、初夏(4〜6月)が旬です。さやが天に向かって実ることから「空豆」、また、さやの形が蚕のまゆに似ているや蚕がまゆを作る時期においしくなるので「蚕豆」と書くという説もあります。栽培の歴史の古い野菜で、古代エジプトで栽培されていたそうです。現代でもエジプトではそら豆をペーストにしたフールや、団子にして揚げたターメーヤが伝統料理として食べられています。
 そら豆は、未熟の段階で収穫し野菜として扱われているものと、完熟させ乾燥させた品種があります。日本では、野菜として未熟な豆を収穫したものが流通しています。そら豆を完熟させ乾燥したものは、ほとんど輸入品で中国産が主です。煮豆、炒り豆、フライビーン、あんこ、甘納豆などに加工されています。お正月に食べる「おたふく

豆」もそら豆です。中国料理で使用される「豆板醤(とうばんじゃん)」は、そら豆を醗酵させて加工したものです。
 栄養成分は、炭水化物、たんぱく質を多く含み、カルシウム、鉄分、ビタミン類(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC)、食物繊維などを豊富に含む栄養のバランスが良い野菜です。ほくほくした食感がおいしく、初夏にはぜひ味わってほしいです。
 そら豆は、鮮度が落ちるのが早く、栄養も味も落ちてしまうので、購入したらすぐに調理しましょう。新鮮なそら豆は、塩ゆでしただけでおいしいです。塩を加えた熱湯で、3〜4分ゆでてざるにあげます。さやから出しておいて置くと水分が蒸発し硬くなるので、調理する直前にさやから出しましょう。


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材料:そら豆
焼きそら豆
 さやのままのそら豆を、グリルかオープントースターで焼く。さやがしんなりして焦げ目がついたら、できあがり。甘くてほくほくとおいしい。お好みで塩か醤油をつけて食べる。
材料:そら豆 300g  鶏もも肉 80g、だし 300cc、みりん 大さじ1杯、
   淡口醤油 小さじ2杯、 片栗粉 小さじ2杯
鶏肉とそら豆のくず煮
鶏肉は、一口大の大きさに切る。
鶏肉の色が変わったら、そら豆を入れ3〜4分加熱し、水溶き片栗粉を入れる。
そら豆は、さやから出して皮をむく(黒いつめの部分に包丁で切り込みを入れてむく)。
鍋にだし、みりん、淡口醤油を入れ、沸騰したら火を弱めての鶏肉を入れる。
材料:そら豆 200g、冷ご飯 お茶碗 2〜3杯、玉ねぎ 100g、
   グリーンアスパラガス 2本、オリーブ油 大さじ1杯、バター 10g、
   顆粒チキンスープの素 大さじ1杯、パルメザンチーズ 大さじ1〜2杯、塩 少々
簡単春色リゾット
そら豆はさやから出し塩茹でし、荒熱が取れたら皮を剥いて横半に割る。ゆでる時に、そら豆の黒い筋のところに包丁で切り目を入れておくと、皮がむきやすい。
フライパンにオリーブ油を入れ、玉ねぎを炒める。軽く焦げ目がついたらご飯とバターを入れて炒める。
グリーンアスパラガスは、根元の硬い部分を切り取り、下半分を皮むき器で皮をむき、そら豆のゆで汁でゆでる。ざるにとり、2〜3cmに切る。
ごはんがひたひたになるぐらいの水とスープの素、パルメザンチーズを入れ、そら豆、グリーンアスパラガス、塩を入れ、5〜6分煮る。(スープの素やバターに塩分が入っているので、加える塩は少量にする)。
玉ねぎは皮をむき、荒いみじん切りにする。
材料:そら豆 200g、玉ねぎ 1個(150gぐらい)、トマト 1個
焼きそら豆と新玉ねぎのサラダ
そらまめはさやから出し、黒い筋のところに包丁で切り目を入れて皮をむき、横半分に割る。フライパンそら豆の両面に焦げ目がつくまで焼く。焼けたら冷ましておく。
を合わせて、好みのドレッシングをかける。
玉ねぎは薄切りにする。トマトは湯むきをしてから、サイコロに切る。