琵琶湖のしじみ漁と伝統のしじみ汁を知ろう!
しじみ漁体験
主催:湖づくりキャンペーン委員会
2007/5/13

 5月13日、日曜日にコープしが組合員を中心に42人が参加して、瀬田しじみ漁の漁法を通して、琵琶湖の自然と食を体感しました。
 午前9時に膳所城公園門前に集合、瀬田川漁場管理共同体の漁船10隻に分乗し、近江大橋下で約1時間しじみ漁を体験。11時からの琵琶湖の外来魚や環境の現状の勉強会の後、しじみ汁を味わいました。

しじみ漁1
今ではしじみの生息地が限定されているため、漁船が重なるように漁を行います。
しじみ漁2 しじみ漁3 しじみ漁4
竿を持ち上げるのは重労働。
しじみが獲れました。
漁師さんは手の中で振った音で身の入ったしじみを判別します。
しじみ漁5 しじみ漁6
瀬田川流域の3つの漁協(瀬田町・湖南・勢多川)の100人の組合員のうち、専業漁業従事者は2人だけです。
ブラックバスと、ブルーギルの胃袋を開くと、稚鮎が入っていました。
しじみ漁7 しじみ漁8 しじみ漁9
しじみ汁の昼食
しじみ漁10 しじみ漁11
自分たちで獲ったしじみはみんなで分け合って持って帰りました。
 ■しじみ漁(蜆掻き漁)
1.約7メートルの竹竿の先に網をつけた漁具(タマ)を水深約5メートルの船の下に沈め、
2.底まで達すると半回転させて竿をしならせ
ながら川底を掻く。
3.引き上げた網を途中で漱いで土砂を流す。
 ■瀬田しじみ
 琵琶湖の固有種。日本には、全国の川に生息するマシジミ、宍道湖などかん水域にいるヤマトシジミ、琵琶湖に生息するセタシジミの3種がある。マシジミは胎生だがセタシジミは卵生。
 縄文時代から食されており、昭和30年代には琵琶湖全体で年間6000トンの漁獲量があったが、昭和60年には313トン、瀬田川ではほぼ絶滅したと思われていた。
 激減の原因は、藻の繁茂による、砂地や溶存酸素量の減少と言われている。
 その後、「4月23日をシジミの日」とし、昭和61年4月23日から「セタシジミ祭り」がはじまった。自治体、漁協、生協などのPR活動、調査研究活動、消費拡大運動もおこなわれ、また川底の耕耘、卵の放流などが行われた結果、蜆掻き漁が復活した。
 しかし、まだまだ昔を取り戻したとは言いがたい現状である。
瀬田しじみ