2006年5月14日に発足した「京田辺市和菓子の会」です。
毎月1回、和菓子作りのレシピをご紹介します。
干し柿を模した「祇園坊」にチャレンジ
祇園坊
狩野 久乃(レシピ作成)
報告者:佐藤(京田辺市和菓子の会会員)
材料<10個分>
白玉粉 (もち粉) 50g
砂糖        70g
水         1/2カップ
こしあん      200g
    (あらかじめ、水あめ小さじ2を加えます。)
水あめ       小さじ3
片栗粉       100g程度(打ち粉用)
「祇園坊」という菓名の由来は、干し柿に使用された美しく
上質な渋柿の品種名のようです。冬は干し柿の季節です。
和菓子の「祇園坊」も、外観を含めなかなかの味わいが
あります。


祇園坊
作り方
1
白玉粉を耐熱容器に全量入れ、そこへ水を2〜3回に分けて入れながら、
木じゃくしで溶き混ぜる。これにラップをかけて電子レンジで2分加熱後
取り出し、木じゃくしで混ぜます。再度ラップをかけ、1分、1分、1分と
計4回電子レンジにかける度に取り出し、木じゃくしで混ぜます。

次に、砂糖を4回に分けて加え、その度にラップをかけ電子レンジで加熱
します。加熱時間は各1分とし、取り出す度にこねるように混ぜます。
最後に取り出した時、熱いうちに水あめ小さじ1を加えてよく混ぜます。
2
バットに片栗粉を均一に散らし、出来上がった生地を置きます。この時、
生地が流れて薄くなり過ぎないよう、片栗粉を付けた手で流れた生地の端を
つまみ、中心に向かって折り返します。(熱くて触れないときは、薄いヘラ
を用いてもよい。)
3
手に片栗粉をつけて生地を10個分に分け、その生地でこしあんを包みます。包む時は、生地の上に形を整えたあんを置き、次に上下を返して上から下へ生地を伸ばし端をつまんで包み終えます。
4
次に両手で一旦丸めてからやや長く伸ばた後、指で押さえて縦じわをつくります。この時、つまんだ部分が菓子の下側になるようにします。
5
端に近い部分に
指先でへこみを
つけます。
6
そこにこしあんで
へたを作り押しつ
ければ出来上がり。
(あれば、柿の実
の柄もつけます。)
ポイント!

1の最終段階では、「全体がまんべんなくのり状になる」
ことを目標にします。

*砂糖は必ず分けて加えるとともに、「全体にまん べんなく
透明感が出る」ことを目標にします。

*生地が冷えると固くなりあんが包めなくなるので、一度に
作る分量を上記位とし多くし過ぎない。それ以上の分量を一
度に作るときは、生地が冷えないよう工夫します。

MEMO

*このレシピの場合、電子レンジは「500W・強」で調理
しました。ワット数の大きい機種の場合など、砂糖を加えて
からの加熱が過ぎて沸騰し、泡立ってしまうことも考えられ
ます。その場合は、弱にするか加熱時間を短くするなどの調
整をすることとし、はじめから作り直してください。

*和菓子を作るときのあんの固さは、生地の固さにあわせて
加減すると作りやすくなります。「祇園坊」の場合は、生地
が軟らかいので、あんもやや軟らかくします。今回のレシピ
では、あんに入れる水あめは生地にあわせて軟らかくするた
め、生地に入れる水あめは柔らかさを保つため。(常温で、
3日程度は軟らかさが保てます。)

*干し柿を食べたとき果実の柄を残しておき、これを添えれ
ば一層干し柿らしくなります。
旬と地域が輝く京のおばんざい >> ふるさと乙訓の味 >> オンリーワン農産物図鑑 >> 旬の和菓子